最近、「もののなまえ」が面白くて気になってます。
正確には対象物の「別称・二つ名」というべきでしょうか。
先日は樂美術館を訪ねましたが、「猫割手」という茶碗銘の由来など、
その背景となるエピソードの方に目が向いてしまう今日この頃。
当blogでもコーディネートに際して「見立て」云々の話をよくしてますが、物質的なことではなくて、
どのような切り口で物事を捉えるか、という視点がその「別称」に集約されているようで面白味を感じてます。
そういった意味ではぎをん齋藤は割と素っ気ない名称をつけることが多いです笑。
先日の記事にあった帯なんかは「幾何学模様」。
間違いじゃないけど、個人的にはもう一歩踏み込みたい(;^ω^)
ただ、ファッションとしてご提案する品々にあまり意味不明な名前つけても仕方ない。
付加価値となるべきサイドストーリー解説は営業マンの腕にかかっているということでしょう笑。
そんなぎをん齋藤の物作りのバックボーンに触れることができる機会が、
7月2日(土)から8月28日(日)にかけて細見美術館で開催されます。
展覧会を覗いてからぎをん齋藤行ってみようか、なんてルートもお勧め♬
最後はなんだか告知でまとめてしまいましたが笑、
齋藤でお求めいただいた着物帯に一段と愛着をもっていただけるよう、しっかり発信続けていきたいと思います(‘ω’)ノ
ぎをん齋藤 大城
☎:075-561-1207 ✉:gionsaito-ohshiro@outlook.com