スタッフ日誌 / 

DIARY / KIROKU /

筆 : 齋藤織物

あたたかくて過ごしやすくなってきましたが、

近頃はほぼ毎日比叡山がかすんでいて、黄砂や花粉が飛んでいるのが一目でわかります。つらいです…

 

さて、私ははじめての唐織引き箔に挑戦しています!

先日注文して出来上がったばかりの本金引き箔!美しい!

こちらをちょうど良い幅に切って、箔台の上にのせます。

一本ずつ引き抜いて、へらに引っ掛け、織り込んでいきます。

箔 → 絵緯(どうぬき:色糸のことです)→ 地緯(じぬき)→ 箔・・・の順に織っていきます。

帯を一本織るのに、引き箔5枚ほど使うそうです。

できる限り織り間違えて戻るのを避けたいので、こまめに鏡で表の面をチェックします。

見本裂が織れました!

 

なかなか地道な作業なので、織り始める前はどうなるかと思っていましたが、

始めてみたら意外といつもの唐織と同じような調子で織れています!

 

そしてこちらの菊青海、実は齋藤の帯の中で一番のお気に入りの柄なので、

ようやく織ることができて嬉しいです♪ 引き続きがんばります!

 

 

永井

筆 : 齋藤織物