スタッフ日誌 / 

DIARY / KIROKU /

筆 : 齋藤織物

西賀茂は日に日に寒くなってまいりました。今週末は雪の予報です。

アトリエの庭には椿が咲いています。

椿はかたちが美しく、着物や帯のモチーフにもよく使われますね。

古来より悪霊を退ける呪力を持つ神聖な木と信じられていたらしいです。
なんだか神秘的ですね。

 

 

齋藤の織りでいうと、椿と言えばこちらの「唐織 椿」。
糸の立体感と二種類の絹糸の陰影が、個人的に好きなポイントです。

バッグなどの小物にもなっておりますので、よろしければご覧ください。→こちら

 

 

椿と山茶花の違いは、花が散るときに、花首から落ちるか、花びらが落ちるか、
と思っていましたが、花びらが落ちる「散り椿」もあるということを最近知りました。

他に見分ける方法としては、
葉脈や、鋸歯、葉の裏の毛の有無
を見たら良いのだとか。今度観察してみようと思います。

 

 

椿と蠟梅がアトリエに来られたお客様をお出迎えします。

筆 : 齋藤織物