齋藤織物 株式会社

    
2018年/10/17
機の部分の名称は、ぞうのはな、さる、ししぐち、めがらす・・・と動物がいたりします。(笑)

形から、「なるほど”ぞうのはな”だなと思うものもあれば、
P_20181015_124656.jpg
↑ぞうのはな・・・シリンダーを回転させて紋紙を送っていく時に、シリンダーを横針から離して回転させるすき間を作るためのもの。

何故”さる”??など、誰が名づけたんだ?と思う呼び名も沢山ありなかなか興味深いです。
P_20181017_120421.jpg
↑さる・・・框の左右2箇所にあり、大杼を越すときに飛ばした先で受ける役目。


P_20181016_120614_001.jpg
↑めがらす・・・経糸がこの穴に一本ずつ入っていて、柄を織り出す時に経糸を細かく操作するためのもの。

P_20181016_120521.jpg
↑ししぐち・・・緯糸を打ち込むための框の左右の裏側に取り付けられた、框の可動範囲を調整するものの一部。

ちなみに”おとこ”もいます。(笑)

安井
    
2018年/10/11
先週は糸屋さんから春蚕のダルマ糸が届きました!

PA061781 (2).JPG
ひとかたまり4.5㎏くらいあります。

蚕は年に6回の蚕期(カイコを飼育する時期)があり、
春蚕はうち5~6月に飼育されるものをいいます。
気候が適しているため、最も品質のよい繭ができるそうです。

PA061794-2.jpg
独特の艶があります。

なめらかでフシやケバが少ないので、
齋藤織物では主に唐織の経糸に使用しています。


    
2018年/10/03
どこからか金木犀の香りがとどき、秋らしさの増したアトリエは
忙しい日々から一足先に落ち着かせていただいております。

台風が引き連れてくる低気圧や疲れからくる肩こりに
なにか対策をできないものか。と考えまして、
お灸をはじめてみました!
(趣味がどんどん渋くなっているような・・。)

DSC_0230.JPG

じんわりとあったかく心もほぐれるお灸!
その歴史は2000年とふるく、日本には奈良時代に遣隋使・遣唐使が伝えたとされています。
シンプルながらも奥の深い東洋医学の知恵を借りて
お次は師走展に備え、着々と織り進めたいところです。


宮地

    
2018年/09/26
先日、筬やさんに筬の羽と羽の間隔の広がってしまった部分を直しに来ていただきました。
P_20180925_124353.jpg
(筬の真ん中より少し右寄りの辺りに隙間が広がった部分があります。)

織物もそうですが機周りも分業で、筬の専門家が筬の不具合を直します。
なかなか拝見する機会も無いのでしばらく見せていただくと、見たこともない専用の道具で羽の間隔を調えたり、熱を加えて調えたり・・・。
P_20180913_113741.jpg
(先が違う形になっている道具を使い分けています。)

P_20180913_113514.jpg
(熱を加えているところ。)

鉄製は柔らかいので扱いやすいとのことですが、今回のステンレスの筬はなかなか大変なようでした。


安井
    
2018年/09/19
朝晩めっきり涼しくなってまいりましたね!
アトリエ近隣の田んぼでは稲穂が垂れて来ています。

先日の雨の中、孵化したばかりのところを保護された虫さんです↓
P9141774.JPG

羽の墨色がなんとも繊細ではっとします。
橙色のワンポイントがきいているのもきれいですね。

蛾かな・・と思いますがくわしくないのでわかりません。


下は紋を織る際のお役立ちアイテムの鈴です。
SH3E0595.jpg
注意すべき開口のとき鳴るように仕掛けます。
ならしたい紋紙に「リン穴」をあけて反応するようにしてあります。