ぎをん齋藤
ぎをん齋藤

女将思い出語り

光陰矢の如し

秋の季節を感じないまま、師走を迎えて改めて一年の日々が速く過ぎた事を痛感します。

今年は新年より、コロナが明けて自由に行動範囲が広がり、ここ京都でも、観光客で賑わいました。

やはり、賑わいは心弾む心境で、人間同士が、お互いに心を通わす事が実に大切だと思います。

そんな中、思い返せば、コロナ禍で家族を亡くした私自身も含めて、同時期に亡くなった中村吉右衞門丈の3回忌が過日行われ、コロナが明けての、3年ぶりに関係者一同が揃って其々の悲しみ、喪失感等を共有する事により重かった心情を分かち合う事が出来て 心が軽くなったと感じます。

お互い人間同士、心を通わすことの大切さだと思います

コロナ禍で規制された3年間 また、この一年間が、光陰矢の如しでございました。 感謝!