ぎをん齋藤
ぎをん齋藤

女将思い出語り

5月の謳い発表会

連休明けに、今年もI年に一度の謳い発表会があります。一緒にお稽古されてる方々は、其れに、その日までに、稽古の集中に日々 精進されてます。

私の演目は、2度目となりますが、10年ほど以前に発表した、「百萬」をする事になりました。

前回と大きく変わるのは、ワキ(能の主役を「シテ」、その相手役を「ワキ」と言います)を人間国宝の宝生欣也氏が、お引き受け頂きました。

とても、嬉しくまた、緊張します。

 

「百萬」は、私の大好きな物語で、ただ1人の我が子と逸れてしまい、死に物狂いで、探し廻る母性を表現したストーリーです。

能の世界では、我が子を狂人のように探し廻る時に、笹の葉が、小道具として添えられるので、

今回私は、笹の着物に、季節は春だから、桜の袋帯を、身につけて舞台に立つつもりです。

さてさて、出来栄えは如何なものか、、、