いよいよ今週8日から六本木で展示会が始まる。
今回のテーマでもある「金彩」の付下が最終で仕上がってきた。
地色は濃茶、菊に桐といったよくある柄行だが、金彩を施すと誠しあか
マジックをかけたかのように、突如として気品が漂う。
私が女性なら、このようなきものを着てみたい。というほど、
また悦に浸ってしまう、、、
まあ、冗談に聞こえるかもしれないが、ものづくりとはそうゆうことで、
作り手として自分がいいと思うもの、そして着てみたいという気持ちになるような、
自己の気持ちが満たされるものを作り出さないといけない。
自分勝手な解釈ではあるが、この満足を共感していただいたら幸いに思う。