日記帳

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  • 2018.06.21
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杉本博司氏の「江の浦測候所」を訪ねる

かねて念願であった「江の浦測候所」をようやく訪ねることができた。 事前に杉本さんに連絡を入れておいたので、現地でスタッフ女性にお迎えいただき、説明を受ける特別待遇に浴した。今回の訪問先は、杉本さんの長年のテーマであった、夏至の日に海から上る初日出に超自然な何かが潜んでいる、その実像を見定めたい…
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  • 2018.06.17
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名古屋うすもの出張販売

おはようございます。 今週の22日金曜日、23日土曜日と名古屋の東急ホテルの和室にて うすもの(夏物)をご用意し、皆様をおまちしております。 今回はぎをん齋藤が提案する、”すずかぜ”という新しい生地を使い 従来の夏物でない、6,7,8,9月と単衣、夏物を同時に楽しめる ”うすもの”をご提案…
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  • 2018.06.14
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金彩師

印金屋さんと呼ばれる、染物制作の一工程である。彼を知ったのは一昨年のことである。 工芸展に出品していたSさんの作品に一目惚れして、早速仕事の依頼に、彼の自宅兼工房を探し当て赴いた。彼の技術、特に極細な線を緻密に施す技は、正に一級品である。しかも絵心があって細かな指示を出さなくても、自由に細い筒を使…
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  • 2018.06.03
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美学と宗教

一見何の関係性のない言葉だが、よく考えると類似点を見出すことが出来る。 江戸時代にも宗門争いと言って、学者や僧侶が、いかに自分の信じる宗派が相手より優れているかを議論することがなされてきたが結局、優劣の決着をみることはなかった。 同く美学においても、狩野永徳と長谷川等伯のいずれが勝るかの論議も盛…
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  • 2018.06.01
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6月のコーディネート

今回は6月のコーディネートです。 単衣の時期ということで、着物は涼しい水色、麻の葉の絞り、付下小紋。 それに合わせる帯は横段の華文、しゃれ袋帯、シンプルな着物にこのような ざっくりとした織の帯はアクセントとしてとても華やかに彩るアイテムです。 パーティーや観劇など、涼やかにお出かけしてはいかがでしょ…
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  • 2018.05.30
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「濡れ描き」は魅力的だ!

「友禅染」の特徴は、防染糊(色が入り込まないように糊で模様の縁を防染する)にあるのだが、最近、独自に研究しているのが「濡れ描き」である。 書いて字のごとく、絵の輪郭が濡れたように柔らかいのが特徴である。なぜこんな事に拘るかといえば、「友禅染」で描く花や葉の輪郭は固く、写生で自然を写した草花の輪郭は…
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  • 2018.05.19
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待望の新人がやって来る。

6月1日から男女2名の新入社員が「ぎをん齋藤」に入社することになった。 最近は幹部社員が面接してくれるので、私は委細は知らない。ただ、彼らを見た瞬間の笑顔や振る舞いを、10分の1秒で判断したところ、なかなか感じの良い男女だと直感した。2名とも将来は営業職を希望しているが、適性を見極めるまでは方向を…