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大城 大

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  • 2024.05.27
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雪舟伝説

京都国立博物館にて開催されていた「雪舟伝説」。非常に見応えがありました。雪舟の国宝6点が一堂に会するとあって、私も平日に訪れたのですが、館内には老若男女国籍問わず非常に多くの方が。さすが雪舟。カリスマです。その展示のなかで、個人的に一番面白いなぁと思って拝見しましたのは、司馬江漢の「江漢西…
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  • 2023.12.28
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2023年もありがとうございました

あっという間の兎年でした。 さすが兎年。早い。 クリスマスの一過性寒波にやられてラスト三日間は大城は亀モードでしたが、 なんとか無事に仕事納めの日を迎えることができました(;´Д`)アブネーギリギリダワー   今年は初めましてのご縁をいただいたお客様も多く、私自身、新…
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  • 2023.09.27
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秋の陳列会を控えて④

「桃山縫いです」と申し上げた場合、それはもうほぼイコール「渡し縫」のことです。 「桃山縫い」の一番の特徴は「色がわり」。 写実ではありえない、場面を区切る彩色の変化は、渡し縫という技法があればこその表現です。 桃山時代を特徴づけるおおらか且つ大胆な配色・構図取りは舞台映えなども意識してのことか…
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  • 2023.09.15
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秋の陳列会を控えて③

刺繍用途の変遷に着目するのも面白いです。 飛鳥時代から室町時代にかけては、主に仏の世界を彩る技法として用いられてきました。 その間の平安時代には晴れの場の衣服、調度品などにも刺繍が使われた様子が紫式部日記などから伺えるそうです。 しかし、この時代の作例は現代にはほとんど遺っていないのが残念(;…
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  • 2023.09.12
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秋の陳列会を控えて②

刺繍と一口に言っても、当然ながら沢山の技法、縫い方があります。 先日記事の天寿国繍帳は、日本の刺繍の黎明期さながらに、すべて「返し縫」という非常にシンプルな縫い方で仕上げられているそうです。 続く奈良時代には、中国から伝わったであろう「鎖縫」や「相良縫」、「刺し縫」などの技法も登場し、 表現方…
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  • 2023.08.01
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「手」仕事

正しい姿勢というのが何事にも大事なのだと、頭ではわかっていますがなかなか身についてくれません。 大城未だに正座が苦手で、いつか痺れない日がくるのだろうか…と試行錯誤は15年続いております(;´Д`) そして今日は「手」の話。 自分の筆圧が強いという自覚はありましたが、今夏は限界を超えた感あり。…