READ 2024.05.27 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 雪舟伝説 京都国立博物館にて開催されていた「雪舟伝説」。非常に見応えがありました。雪舟の国宝6点が一堂に会するとあって、私も平日に訪れたのですが、館内には老若男女国籍問わず非常に多くの方が。さすが雪舟。カリスマです。その展示のなかで、個人的に一番面白いなぁと思って拝見しましたのは、司馬江漢の「江漢西…
READ 2024.05.16 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 東洋陶磁美術館 2年ぐらい前、リニューアルオープンした藤田美術館のblog記事をあげましたが、 今回はリニューアルオープンした大阪中之島の東洋陶磁美術館を覗いてまいりました。 お目当ては国宝「油滴天目茶碗」(*‘ω‘ *) 藤田美術館の「曜変天目茶碗」に続いての国宝鑑賞でございます。 …
READ 2024.04.07 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 桜満開 4月は昨年に引続き、店内に桜を飾って皆様のお越しをお待ちしておりますが、 ひとつ呉服屋らしい設えとして、店頭の衣桁には江戸末期の桜いっぱい御所解小袖を飾っています。 御所解は風景模様の中に象徴的な題材を配して、文芸・能楽の内容を暗示したりします。 この小袖は、 「松と桜を腰高模様に構成し…
READ 2024.03.26 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 春よ来い! 一ヶ月以上放置すみません blogサボり魔の大城です 過日の六本木展示会も完全にスルーしてますね私…エライコッチャ(´-ω-`)オコラレルデコレホンマ おかげさまで六本木展も非常に忙しくさせていただきまして、持帰った宿題等々も漸く軌道にのせて、 とりあえず机に向かう事ができるようになりまし…
READ 2024.02.08 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 久し振りに職人さん廻り いつになくせわしない2月を迎えております。 明日から大城東京ですが、その前日であるにも関わらず出入り激しくドタバタ(ノД`)・゜・。 なんか忘れてやしないか不安…苦笑 久し振りにお伺いした染め屋さんでは、大城担当の奥様からのお誂え品、五歳男児用羽織を 丁度染めていただいている…
READ 2024.01.05 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 2024年もよろしくお願いします おみくじは末吉でした。 末吉の序列がわかってない大城ですが、仕事運は「慌てるな」的なことが書かれてました。 2024年、慌てない大城をどうぞご期待ください。 *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* この度の災害に…
READ 2023.12.28 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 2023年もありがとうございました あっという間の兎年でした。 さすが兎年。早い。 クリスマスの一過性寒波にやられてラスト三日間は大城は亀モードでしたが、 なんとか無事に仕事納めの日を迎えることができました(;´Д`)アブネーギリギリダワー 今年は初めましてのご縁をいただいたお客様も多く、私自身、新…
READ 2023.12.13 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 冬の足音 銀座の展示会も無事に終えまして、片付けもひと段落つきました。 ご来場の皆様方、誠にありがとうございました! 会の期間中も、京都に戻ってからも、本当に暖かい気候続きで、 冬はどこにいったのか?と首をかしげる日々が続いてますね(;^ω^) ただただ、弊店の紅葉は見事に散り出し…
READ 2023.12.06 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 2023年 師走のはんなり展 本日より三日間(12月7日(木)~12月9日(土))、銀座にて展示会開催です! 皆様にお目にかかれます機会を楽しみにしています♪ ぎをん齋藤 大城 大 ℡:075-561-1207 ✉:gionsaito-o…
READ 2023.11.21 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ やっと冬らしく 東京出張中です。 大城も2ヶ月に1回ぐらいは東京に出向いておりますが、この季節は日が沈むのが早くて困る! これまだ18時前ですよ(-_-;) 遅い時間帯でのご案内となったお客様方、いつもありがとうございます。 そして12時間後… おはようご…
READ 2023.09.30 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ ぎをん齋藤の名月 本日から「第74回 秋の京都陳列会」開催いたします。 昨夜は仲秋の名月でしたが、 本日から10月4日までの5日間、ぎをん齋藤も店先に「名月」を掲げて皆様をお出迎えです(*‘ω‘ *) ご予約まだという方も是非お電話なり、メールなりでご一報ください♪ 皆様のご来場を心よりお待ちしております!…
READ 2023.09.27 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 秋の陳列会を控えて④ 「桃山縫いです」と申し上げた場合、それはもうほぼイコール「渡し縫」のことです。 「桃山縫い」の一番の特徴は「色がわり」。 写実ではありえない、場面を区切る彩色の変化は、渡し縫という技法があればこその表現です。 桃山時代を特徴づけるおおらか且つ大胆な配色・構図取りは舞台映えなども意識してのことか…
READ 2023.09.15 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 秋の陳列会を控えて③ 刺繍用途の変遷に着目するのも面白いです。 飛鳥時代から室町時代にかけては、主に仏の世界を彩る技法として用いられてきました。 その間の平安時代には晴れの場の衣服、調度品などにも刺繍が使われた様子が紫式部日記などから伺えるそうです。 しかし、この時代の作例は現代にはほとんど遺っていないのが残念(;…
READ 2023.09.12 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 秋の陳列会を控えて② 刺繍と一口に言っても、当然ながら沢山の技法、縫い方があります。 先日記事の天寿国繍帳は、日本の刺繍の黎明期さながらに、すべて「返し縫」という非常にシンプルな縫い方で仕上げられているそうです。 続く奈良時代には、中国から伝わったであろう「鎖縫」や「相良縫」、「刺し縫」などの技法も登場し、 表現方…
READ 2023.09.11 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 秋の陳列会を控えて① 9月30日(土)~10月4日(水)の5日間開催予定の「第74回 京都秋の陳列会」では、 「京縫い」をテーマに掲げております。 京縫いとは文字通り、京都で制作された刺繍のこと。 ぎをん齋藤の着物帯にも沢山の刺繍があしらわれておりますが、 これらは全て京都在住の職人たちのお仕事、すなわち「京縫い…
READ 2023.08.31 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 悉皆の半月 「悉皆」と書いて「しっかい」と読みます。 「悉く」と書いて「ことごとく」と読むことをこの仕事をするようになって学びました。 こんな漢字、学校で習いましたっけ(;^_^A アセアセ・・・ そんな訳で、悉皆とは「なんでも全部!」という意味合いになります。 呉服業界には「悉皆屋」と言われるポジショ…
READ 2023.08.10 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 暑さに負けず、風にも負けず 台風で予定が狂った!という方も沢山いらっしゃるかと思います。 かく言う私もその一人で、ぶすぶすと不完全燃焼の煙で燻製になりそう(~_~;) 行きつけ居酒屋の鰤燻製と日本酒を目標にお盆前のラストスパートです(((((*´Д`)ヤッタルデー! 今日は朝から3件のご予約。 1件目…
READ 2023.08.01 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 「手」仕事 正しい姿勢というのが何事にも大事なのだと、頭ではわかっていますがなかなか身についてくれません。 大城未だに正座が苦手で、いつか痺れない日がくるのだろうか…と試行錯誤は15年続いております(;´Д`) そして今日は「手」の話。 自分の筆圧が強いという自覚はありましたが、今夏は限界を超えた感あり。…