READ 2024.09.07 スタッフ日誌/店主日誌/ 京都秋の陳列会 お土産 さて、秋の陳列会についての追加情報。 ようやく今回の陳列会でお配りする「ハンカチ」の第一号が出来上がってきました! 今回はテーマである「更紗」に因んで、ご来場の皆様にもれなく ぎをん齋藤特製”ハンカチ”をご用意しています! ぎをん齋藤特製ハンカチ…
READ 2024.09.04 スタッフ日誌/店主日誌/ 10月秋の京都陳列会について さて、9月に入り朝夕は過ごしやすくなり、秋の気配も感じるこの頃。 我々は来月行う秋の陳列会に向けて、準備を進めています。 今回は何と言っても10年に一度の「赤札」、今までとっておいた齋藤の商品を お値打ち品として多数揃えて皆様にご提案します。 小紋から染帯、付下、訪問着、、…
READ 2024.08.17 スタッフ日誌/店主日誌/ 送り火 昨夜、送り火の大の字が煌々と灯され今年の夏も終わりを告げた。 お盆の最中はご先祖の教えか送り火を拝みにいくため必ず実家にいるようにはしている、 しかし、昨今のこの暑さでは子供の手を引いて近くまで見に行く気力がなく、 ご先祖には申し訳ないが、クーラーのきいた部屋で恒例のKBS京都に…
READ 2024.08.02 きものを愉しむ/店主日誌/ インド更紗染名古屋帯 またこの秋に向けて制作している商品をご紹介しよう。 次回の秋の展示会でご覧いただくテーマ、インド更紗シリーズの一つ。 金更紗の定番、ヒンズー教では神聖なものとして以前は民より大切に扱われてきた「牛」、 三大最高神「シウ“ァ」の乗り物として使われてきたのが所以。 濃緑地光悦牛…
READ 2024.07.31 店主日誌/ ‘24パリオリンピック 連日猛暑の中、海の向こうでは熱戦が繰り広げられている。 ニュースや紙面を飾るメダルを首からさげて大きくガッツポーズする選手たち、 華々しくまた誇らしげに見つめる笑顔には達成感が満ち溢れている。 52歳の私には神々しい彼らだが、また負けた選手も私には輝いて見える。 悔し涙で泣…
READ 2024.07.17 スタッフ日誌/店主日誌/ 祇園祭り 毎年厳かに行われる祇園祭り、 今年はご周知のように祇園祭りの扱いについてちょっとした論争があった。 八坂さんは厳かに行われるべき神事、また京都は観光都市として集客につなげたいという内容。 <祇園祭りの要約をクリック!> 事の始まりは平安時代初期、京の街で疫病が流行り八坂神社の神輿…
READ 2024.07.06 日記帳/店主日誌/ 古裂・時代裂の貯蔵庫建設 今年1月から始めた古裂コレクションの貯蔵庫建設プロジェクト 先代から蒐集し始めた今では約100点にも及ぶ貴重な古裂コレクション、 時代と共に失われていく財産をより良い形で保管し、またその一部を関係者に「一般公開」 できるよう、齋藤織物の敷地内に貯蔵庫を建てるプロジェクトを年始から…
READ 2024.06.24 日記帳/店主日誌/ 灼熱の地球 今朝の紙面に驚きの記事があった。 中東のサウジアラビアにて、イスラム教の聖地巡礼であるメッカを訪れる 巡礼(ハッジ)により約180万人が世界各地から集結したという内容の記事。 ハッジとは年に一度の大巡礼のことで、巡礼者(老若男女)は昼夜を問わず 遠方から遥々訪れ、メッカとそ…
READ 2024.06.21 きものを愉しむ/店主日誌/ ぎをん齋藤が海外へ 今回は特別にある「お客様」の記事を投稿する。 さて、ぎをん齋藤は私で8代目となる。 創業当時は京都の花街を主に仕事着(裾引きなど)を誂える専門店として 今の店を構えたのが始まり。 それから約180年の時が過ぎ、現在は花街、そして町方(一般人)という 両方のお客様を対象…
READ 2024.06.20 日記帳/店主日誌/ 希望と失望 昨今、変質的な事件が多い。通り魔的な行動や突発的な衝動にかられた事件, また家庭内問題での一家心中など、、、子供も巻き込んだ悲惨な出来事が目につく。 世界の中でも平和なイメージが強い日本、多くの外国人観光客が安心安全を求めて 来日するが内情はそれほど平和ではない、渋谷周辺で酒を飲…
READ FEATURE 2024.05.25 日記帳/スタッフ日誌/店主日誌/ ホームページ全面リニューアルのお知らせ 平素は格別のお引き立てを賜り心よりお礼申し上げます。さて、この度弊社のホームページを全面的にリニューアルすることとなりました。日ごろよくご覧いただいております店主・スタッフのブログ、そして毎月の着物と帯など、今のコンテンツは引継ぎながらより弊社の特徴をわかりやすく皆様にお届けできるよう、デザインや…
READ 2024.01.05 日記帳/店主日誌/ 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 明けましておめでとうございます。 2024年辰年が始まりました、何より年始早々大地震に見舞われた能登半島周辺の方々、 この寒さの中大変な思いをされていると簡単には想像し難い苦しい状況だと思います。 また、被害にあわれて亡くなられた方々、心よりご冥福をお祈り申し上げます。 &n…
READ 2023.11.13 日記帳/店主日誌/ 失われる尊いもの 1947年のパレスチナ分割決議を経てユダヤのイスラエル建国宣言から戦闘は激化し、アラブ系住民は居住区を失い ヨルダン川西岸地区やガザ地区へと追いやられた。 イスラエルの侵略と居住区の占領、過激な行動に対する不満の末、多くの犠牲者と難民を出してきたパレスチナ問題。 オスマン帝国から独立したアラブ…
READ 2023.10.30 日記帳/店主日誌/ 宮島での献茶会 昨日、幸運にもあるお茶会にお招きいただき、参加することができた。 舞台は広島、厳島神社で有名な宮島の山奥に西暦800年、平安・桓武天皇時代、空海によって 開山された真言宗の大本山である大聖院(だいしょういん)の「雪舟園」にて厳かに行われた。 大聖院は船着き場から右手の厳島神社を抜け、大願寺を正…
READ 2023.09.27 日記帳/店主日誌/ 陳列会の準備中 今週、30日から始まる陳列会がいよいよまじかに迫ってきた。 今日から店内は大掃除と整理整頓、そして季節の建具交換と大忙しである。 まだまだ暑いこの時期、全員汗だくになる。 ある者は拭き掃除をし、若い者は力仕事に精を出す。 そして古参は的確に指示を出し、順序良く理にかなった進め方でみんなをまと…
READ 2023.09.07 日記帳/店主日誌/ 笑う少年 今朝の日経にこんな記事があった。 「一気に描く、できるだけ一気に。彼がそんな風に描いているのを見れるのは何という喜びだろう。」 とこう書いたのはあの”フィンセント・ファン・ゴッホ”(1853~1890)である、と。 これは17世紀、レンブラントと同じくして1600年代を中心に活躍したオラン…
READ 2023.09.01 日記帳/店主日誌/ 73回目の京都秋の陳列会 戦後、昭和20年頃から始めた京都の陳列会も今年で73回目を迎える。 私の記憶にある古い思い出はまだ小学生の頃、会名は「双葉会」といい、秋冬の繁忙期を見越して 夏の終わりの残暑厳しい9月に行われていた。 当時は祖父母も含めた家族経営であったため、商店には主人とその血縁関係の 人間が表で働き、あ…
READ 2023.08.04 日記帳/店主日誌/ 地球温暖化 疫病退散、祇園祭りも無事に終わり、京都もいよいよ夏本番といったところ。 例年にもれなく、暑い。 各地も連日猛暑、酷暑とニュースで騒がれるほどの暑さ、観光地はコロナ禍も 明けていよいよという時にまた冷や水を浴びせられ、今年は避暑地でさえ人がまばらだという。 昭和にはなかったように思えるこの暑さ…