ぎをん齋藤
ぎをん齋藤

女将思い出語り

「老いること」が気楽になりました

今年の暑さの中、クーラーの効いた部屋で、久々に、養老孟司先生の著書「老い方、死に方」を手に取りました。先生の御本は、いつも、私には難しくて、理解するのに、少ない私の脳みそを、フル回転させるのですが、今回の本は、一言一句、「ふん、ふん!」と、納得の連続で、それは、私自身が、老後を意識する年齢だからだと思います。

老後の経済的状況は、個人差が有るけど、心身の老化は万人に公平に迫って来る問題で、これは、若い時から意識して、心の準備しておくと良いかな、、と思います。

私も、近年 人生の残された時間や、身体の事など、何とか現状維持に焦ったり、緊張する時があるけど、これらは、自然の成り行きに無駄な抵抗と、再認識しました。
病気になったら、医者の言う事を素直に聴き、余計な治療は周りが迷惑だから、断って、今日1日を、穏やかに過ごす!と、この御本に著されてました。

笑いと、思いやりが自分自身にとって穏やかな人生の秘訣がもしれません。
この御本は、我々世代より、むしろ、若い世代の方々に読んで欲しいと痛感しました。是非‼️