ぎをん齋藤
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大城大

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ぎをん齋藤スタッフによる、染めに関わるウンチク+京都な日々をお届けします。敷居の高い印象を持たれがちな弊店を、少しでも身近に感じて頂ければ幸いです。

銀座展を終えまして

年内最後の展示会が終了致しました。

ご来場のお客様方におかれましては、完全予約・入れ替え制での開催にご協力いただき誠にありがとうございました。

完全予約制にてじっくりと場内ご案内できるスタイルは私自身は相性が良いようです(*´ω`*)

トラブルなく皆様をお出迎えできたことに内心安堵しつつ、より皆様に楽しんでいただく+αに思いを巡らせながら当会を振り返っております。

イニシャルメッセージ、今回も割愛致しますが、ご来場を見送られた方々からも宿題を色々投げてもらってます。

気兼ねなく外出できる時を見据えてのメッセージに、私自身たくさん元気をいただきました。

今年は29日(火)を仕事納めとする予定ですが、ラストスパートかけて年内やり残しがないよう励んでまいりたいと思います!

大城に用件ある方はお早めにどうぞ笑( *´艸`)

コプト文様

齋藤はいろんな柄付けをしますが、中に「コプト文様」と銘打っている品をご覧になられたことがある方もいらっしゃるかと思います。

幾何学模様であったり、狩猟文のような動物が出てきたり、全く意味がわからなかったり笑。

 

端的に申し上げると、コプト文様とは、エジプトのキリスト教徒が製織した「コプト織」に描かれている柄のことです。

エジプトというと真っ先にピラミッドや象形文字に象徴される紀元前の王朝文明を連想しがちですが、コプト織はおよそ紀元前後以降、外来の文化にさらされる中でうまれており、本当に多種多様なモチーフがございます。

 

農耕生活の傍らで製織されてきた伝統裂には、その日常生活や自然を描いたものもあれば、ギリシャ・ローマ文化を反映した葡萄蔓や兎や獅子、人物像や神話の神々などが表されているものもあります。ローマ帝国支配下にあった紀元313年にキリスト教が公認の宗教となったことも大きな分岐点で、それまで隠れた貧しいキリスト教徒の生活用品であった裂が、ここを境に一挙に手の込んだ染織美術となって花開きます。加えて、エジプトは後にアラブ人によるペルシア系・回教系文化の特徴も帯びることになりますから、コプト文様が色んな題材をもとに描かれているのも納得です。

画像はいずれもコプト文様。

あえて小さく掲載笑。

じっくりご覧になりたい方は店頭なり展示会場なり、お問い合わせの上いらしてください(^^♪

【新規公開】和装小物お買い物ページ

本日10月21日より、ぎをん齋藤

「和装小物お買い物」ページが新規公開となりました!

 

もう何年か前になりますが、かつては某モール型のオンラインストアにてぎをん齋藤も小物販売を展開しておりました。

今回は、念願の!自前の!ECサイトでございます!

まだまだ商品掲載数などはこれから、というところですが、皆様のご声援とともに内容の充実を図ってまいりたいと思います。

オンラインストアの運営管理、製造などは齋藤織物のスタッフが中心となりますこともご注目!

女性ならではの感性をふんだんに取り込みながら、ぎをん齋藤らしい物づくり、ご提案をできるよう、一同頑張っております。

今後の展開をどうぞ楽しみにしてください*\(^o^)/*!

 

 

和装小物オンラインストアに関するお問合せはこちらのリンク先→和装小物問合せページ

および以下にて受付致しております。

TEL:075-493-4445(齋藤織物)

MAIL:saito-orimono@pd6.so-net.ne.jp