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ものづくり

DESIGN

CONCEPT

永い時間の中で、時代と共に贅沢な美を追求し現代にまで残った古裂の数々。その小さな裂はまるで美が凝縮した結晶のようであり、伝統的な技術や技法が封じ込められています。

私たちは歴史や文化を紐解くように、職人たちとその裂を研究しもの作りを続けて参りました。

昔ながらの技術はまさに頂点であり、貴重な文化財産というべきものです。
ぎをん齋藤がこだわり続けてきたことは、歴史に基づいた「美の再生」。

模様や色調はもちろん、素材や技術全てにおいて忠実に今に再現できるよう、そして先人の高い技術を超えようと挑戦し続けております。

生地の選別から地色、柄行き、友禅、刺繍、金彩など多数の工程ごとに職人と相談し形にしていく為、仕上がりには時間がかかってしまいますが、人の手が生み出す最高品質をひとつひとつ丁寧に、今日も丹精込めて作り上げていきます。
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SAITO ORIMONO

ぎをん齋藤の「ものづくり」とはまた違う角度から、「織り」を担う齋藤織物。
豊かな自然に囲まれた京都西賀茂にアトリエを構え、ふっくらとした緯糸が特徴的な唐織をはじめ、古裂の復元から洒落ものまで多種多様な帯を、熟練の職人とその技術を受け継ぐ若い職人たちが心を込めてつくっております。

脈々と受け継がれてきた西陣織の技術と、古裂へのオマージュ。そこから生まれる新しいものづくり。私たちの手仕事により、世界にただ一つの布の物語をお届けしております。