ぎをん齋藤
ぎをん齋藤

ブログ

宮林渉

宮林渉

  • 月を選択

ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

めがね蝶

皆さん、こんばんは!(^^)/

今日は、めがね蝶のご紹介です。

眼鏡を模した蝶という事で、弊社ではそう呼んでます。

駒無地という照り感のある素材を使用してます。とても良い感じの生地なのですが、イマイチ質感がでません…

コーディネートしたのは入子本紋綸子 染帯 献上花です。

裾の方が少し濃く写ってますが、撮影のミスです!地色は無地でございます。

まだまだ照明の具合など、撮影技術をあげていかないとですね。

きものと帯、どちらも控え目な色使いではございますが、

素材感や柄のモチーフによる「華やか効果」はしっかり演出できますよ!

ご提案の際によくお客さまから「何歳くらいのきものですか?」というご質問をいただきます。

このコーデも年齢で区切るのが難しいです。

決して派手な色合いではございませんので40代から上のお客さまへ向けてのきものですかね~

でも控え目コーデをお好みとされる30代もいらっしゃいますし、

お顔映りを拝見しておススメ度合いが変わってくるという事です。

言えるのは決して20代の方におススメするお着物では無い。

 

 

宮林でした。

ご質問、お問い合わせは下記メールをご利用下さい。

gionsaito-miyabayashi@outlook.com

荒磯 竹屋町刺繍

皆さん、こんばんは!(^^)/

毎月の着物と帯のアングルでの撮影を試みてみました♪

スマホで撮った写真なのでバッチリ!とまではいきませんがご覧下さい。

付下は荒磯を竹屋町刺繍で仕上げ、波は金彩。

風呂敷ではございません!高級感ありの付下です!

合せた帯は立枠に小花の袋帯

きものと帯の色馴染みがよいですね♪

弊社の織物でも得意の抜け感のある仕上がりでお単衣くらいまでお使いいただける事でしょう!

如何でしょうか?

雰囲気は伝わりますかね?

この状態にするのに仕事終わりにせっせと作業してました。

もう少しスムーズにご覧いただけるようにしなければ…(-_-)

金糸の色目や質感までは、さすがに出せませんでしたが、

平金の刺繍と金彩との差や、質感などは感じていただける事と思います。

何とかご覧いただける方々にお楽しみいただけるように取り組んでおります♪

次回はめがね蝶をアップしようと思ってます♪

めがね蝶って??っという方は、ご覧いただくと「あー眼鏡っぽい」と思っていただけると思います^^

 

宮林でした。

ご質問、お問い合わせは下記メールをご利用下さい。

gionsaito-miyabayashi@outlook.com

 

観世水 サガラ刺繍

皆さん、おはようございます!(^^)/

最近、特にブログをご覧いただきお問い合わせをいただく事が増えました。

世間の状況と変わりなく、大変な時でございますので非常にありがたく思ってます。

少しでも「楽しい」や、一息つく時の娯楽としてご覧いただければ幸いです。

 

本日は波の小紋をベースにサガラ刺繍を施した付下をご紹介致します。

何気なく塩瀬の摺箔帯を合わせてみました♪

何気なくの中には、サガラ刺繍の付下は小つけで「間」を大きくとってますので

摺箔の柄がギュっと詰まった部分と集散のバランスが良いかなぁと。

またサガラ刺繍に丸みを持たせてますし、帯の方はエッジの効いたこの摺箔で!

という感覚です。

赤みのドット小紋に観世水の柄を描き起こし、サガラ刺繍で仕上げてます。

遠目では無地っぽいですが、お話しする距離になると「小紋にプラスαの付下!」

とみている方にも感じていただける事でしょう。

馴染みの良い色目を帯で合わせても、やはり良きですね。

からむし布 袋帯 正倉院 連珠文

龍の丸とも呼んでまして、連珠の中に龍なのですが「雰囲気は好きなのですが龍が…」というお声をいただいた事がございましたので、じゃ一本くらい何となくで龍を前に出さない帯に仕上げても良いかと思いご用意致しました。

色違いですが、表情がまるで違いますねぇ~(紺は売約済)

サガラ刺繍がテーマであったのですが、脱線、脱線ですね(笑)

最後にサガラ刺繍について、少し解説しますと、

中国では漢の時代より確認されており、日本では奈良時代に仏像の羅髪の部分に使用されたようです。

サガラ刺繍は、生地の裏から糸を抜き出して玉を作り、これを連ねて模様とする技法です。

撚糸を丸く糸を玉止めをし、とじ糸がなく糸がひっかからないので丈夫な刺繍の代表です。

玉のように縫い込む事から別名 玉縫いとも呼ばれます。

ポコポコしてて可愛いものです(^^)

 

宮林でした。

ご質問、お問い合わせは下記メールをご利用下さい。

gionsaito-miyabayashi@outlook.com