ぎをん齋藤
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宮林渉

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ぎをん齋藤の情報や日々の取り組みを更新。
季節のきものと帯のコーディネートなどもご提案させて頂きます!

静かな色

皆さん、こんにちは!(^^)/

ブログ並びに4月の着物と帯のコーディネートをいろいろな方々にご覧いただいているようで嬉しく思います♪

有難いお言葉をいただけて、わたくしも嬉しい限りでございます。

今回のタイトル「静かな色」は、ビル群の中でも自然と調和のとれる雰囲気かと思います。

時にブログ掲載の着物と帯は、インパクトを重視したり

メリハリの効いたコーデを考える事が比較的多いですが、

今回は少し違います。

5月6月にお単衣仕立でお使いいただいては如何でしょうか?

という調子です。

着物の生地は駒無地で、しっかりしてますので裏が付いて無くてもペラペラした残念な仕上がりにはなりません。

貝の摺箔も地色に合せて銀!

どうぞご覧下さい♪(^^)/

地色はグレーっぽいもやぼかしを入れて仕上げてます。

もともとは能装束の熨斗目の衽裂であったと思われる古代裂からのインスピレーションを受け

揚羽蝶、海松貝、巴紋を摺箔で仕上げました。

コーディネートした袋帯は横段で、反物のもやぼかしの動きを整える様な効果を狙い合せてみました。

反物のベースとなる色目と袋帯の色目も馴染みよし。

控え目ですが、生地の光沢感による効果はしっかり持ち合わせてます。

もし袷でご着用の際には、お好みをお聞き致しましてコーディネートさせていただきます。

お客さまそれぞれのワードローブによって、帯を変化させればガラッと違う雰囲気の演出をさせていただける付下です。

お楽しみいただけましたら幸いです。

 

宮林でした。

ご質問、お問い合わせは下記メールをご利用下さい。

gionsaito-miyabayashi@outlook.com

段ぼかし小紋

皆さん、こんにちは!(^^)/

4月の着物と帯を更新致しました。

今回はわたくしもコーデさせていただきました!

頑張ってないけど、すごくステキな装いになると思ってます♪

早くも掲載の段ぼかしは7日ご来店のお客さまのお取り置きとなりました。

弊店は、一週間程度のお取り置きを原則としております。

ただ、陳列会でのお取り置きは出来ません。

ご承知おき下さい♪

公開直ぐのお取り置きで残念がっておられるお客さまへ!

お色違いならございます(^^)/

こちらも駒無地という同素材を使用して染めてございます。

松皮菱に蝶絞りの染帯と合わせてみました。

蝶が苦手なお客さまには、以前に掲載した辻が花も良きかな♪

素材とぼかし染めが相まって、気分が揚がる小紋となる事でしょう!

次のブログ掲載予定の着物と帯は単衣向けで、

タイトルは「静かな色」とでもしようかと思っている。

単衣がくる前に。。

いつまで引っ張るつもりだ(笑)

近々、掲載致します(^^)/

 

宮林でした。

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gionsaito-miyabayashi@outlook.com

辻が花

皆さん、おはようございます♪

先日、「辻が花」について雑誌社さんから取材を受けました♪

主人共々、店先でご対応させていただきました。

内容は、桃山時代の当時の辻が花がどうであったのか、何故少しの期間で終わってしまったのか、

古代裂の資料「布の道標」をみながら解説したり、雑誌社さんの調べられた情報などを拝聴しました。

古代裂の辻が花ってホントに資料が少なく、弊社にある本歌も貴重です。

雑誌社さんから「辻が花のお品物は無いですか?」と聞かれ、ご用意したのがこの染帯です!

タイミングよく出来上がりホヤホヤをご用意させていただきました♪

ぎをん齋藤が思う辻が花はこの素材を外しては考えられません!!

そんな素材と出会えたから、この表現に至る事が出来ているのです。

テーマが辻が花であったので、もう一本の帯を用意したのみでしたが、

ブログではせっかくなので思うがままにコーディネートしてみました。

コンセプトは「気軽なよそいき」とでも申しましょうか。

紬に染帯で気軽なコーディネートですが、奥行が違います^^

フワッとした紬の素材にぎをん齋藤らしく、縫いでアレンジを施したお洒落付下に

辻が花染帯。(掲載後、付下と染帯は売約済となりました)

辻が花には墨描きぼかしの水玉を入れ、最終仕上をしております。

きものと帯の異素材の組み合わせ具合がなんともお洒落度アップに貢献♪

もう少し付け加えると辻が花は丸み、刺繍は変わり市松と表現しますが角がある。

その違うバランスをコーデの中では、しっかりまとまりがある。

 

この組み合わせに、帯締めと帯揚げをご提案するなら、

きものの地色が少々青みのクリームなので帯揚げには、

もう少し薄目でお顔映りのよい気持ち赤みのクリーム色の帯揚げを入れたいですね~

帯締めはきものの縫いの一色から茶系や、帯に入れている黄土など如何でしょうか?

何となく誰でも思い付きそうな構成ですが、鉄板ですよね。

お顔が違えば、ご提案も変わってきますので、お人によっては鹿の子絞りの帯揚げを

チョイスなさったりするでしょうし、最終のお打ち合わせでご提案させていただきます。

何だか本格的な辻が花が再燃するやもしれませぬぞ♪

奇しくも今、弊店が打ち出している「摺箔」と時代背景が同じで

絞りと摺箔をミックスさせた柄粋も制作中でございます!要チェックですよ!

こだわりの素材で仕上げた「辻が花」機会がございましたらご覧下さい♪

 

明日は4月1日 HPのきものと帯では摺絵 摺箔の菖蒲の帯をコーディネート致します♪

明日ご覧下さい♪^^

 

宮林でした。

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