READ 2022.07.10 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 京都も東京も暑い 今年の七月はドタバタしています。 ありがたいことです(*´ω`*) 大城も今日明日は東京での活動。 お約束のお客様方、どうぞよろしくお願いします♬ ぎをん齋藤 大城 ☎:075-561-1207 ✉:gionsaito-ohshiro@o…
READ 2022.07.01 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 大阪中之島美術館 先日、大阪梅田阪急さんにお仕事兼ねて出向いた折、 午後の空き時間で中之島美術館まで足をのばしてみました。 モディリアーニ狙い。 沢山の解説に触れまして、知的好奇心を掻き立てられる良いリフレッシュ( ..)φメモメモ なんだかもっと勉強しないともったいないなぁ~という心境。 この夏は冷房…
READ 2022.06.28 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 牡丹唐草帯 鎌倉時代から江戸時代初期にかけて、中国との貿易によってたくさんの染織品が日本国内にもたらされます。 そうした舶載裂は、茶人たちに茶入の仕覆や表装の裂として用いられ、 「名物裂(めいぶつぎれ)」として賞翫されるようになりました。 名物裂には、その染織手法によって、印金ですとか金襴、間道、緞子など…
READ 2022.06.25 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ もののなまえ 最近、「もののなまえ」が面白くて気になってます。 正確には対象物の「別称・二つ名」というべきでしょうか。 先日は樂美術館を訪ねましたが、「猫割手」という茶碗銘の由来など、 その背景となるエピソードの方に目が向いてしまう今日この頃。 当blogでもコーディネートに際して「見立て」云々の話を…
READ 2022.06.22 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 風通(フウツウ)の帯 前回に引続き、Instagramで取り上げた帯のご紹介です(^^)/ また織組織の話になりますが、風通は二重組織となってまして、 縦横だけじゃなくて高さというかやや厚みを感じる素材。 この立体的な組織が文字通り「風を通す」ので、「風通」と呼ばれます。 本品はその風通の黒地に、なんとも不思…
READ 2022.06.14 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 榀布(シナフ)の帯 Instagramに掲載しました「榀布(シナフ)」の帯を当blogでも掘り下げ(''ω'')ノ 「榀布」は新潟と山形の県境域を産地とし、榀(シナ)の木の皮から作った榀糸で作られます。 芭蕉布や葛布、藤布、太布…等々、日本各地に根付く様々な植物由来の織物がございますが、榀布もそのひとつです。 非…
READ 2022.06.08 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 夏の御所解訪問着 いつも御贔屓いただいているM様は、大城が担当するお客様の中でNo1の御所解ユーザー! 6月を迎えまして、絽縮緬の御所解にて来店いただきました。 帯も齋藤織物の三本紗袋帯です。 なんて涼し気((((oノ´3`)ノ♬ ご本人曰く当日はとても暑かったそうですが苦笑、 周囲の方々はきっと初夏の涼を…
READ 2022.06.06 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 大徳寺塔頭・孤篷庵(コホウアン) 大徳寺の塔頭のひとつ、孤篷庵(コホウアン)が7年振りの特別公開期間中ということで行ってまいりました。 丁度一年前に今宮神社とあぶり餅の記事をブログにあげましたがそのご近所です。 (※パノラマ撮影でちと歪んでます。実際は直角の交差点で、北進すれば今宮神社楼門、西進すれば孤篷庵というポイン…
READ 2022.06.03 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 紅葉マジック 昨日のブログでも触れましたが、 紅葉の新作絞りをお届けしたお客様から、それはもう本当に嬉しいメッセージが٩( ''ω'' )و! 「脱ぎたくない着物」の称号を頂きました笑! 職人も励みになります。 T様、こちらこそ本当にありがとうございました♬ ただ、今日の東京は…雨?? 歌舞伎座着用見…
READ 2022.06.02 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 初夏を楽しむ 梅雨入り前、この時期の気候はとても爽やかで室内にいるのがもったいなくなりますよね♬ 大城のかつてのランニングコース(今はただのお散歩コース笑笑)、 先日たっぷり堪能してまいりました(*´з`) ゆっくり歩くとこれまで見逃していたことにも目が向きます(と言い訳。笑) ちょっ…
READ 2022.06.01 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ いろんなお仕事 ぎをん齋藤のお客様にも歌舞伎好きな方がたくさんいらっしゃいますが、 大城が若かりし頃から担当させていただいておりますMN様は歌舞伎イヤホン解説者。 そのMN様が「素敵なあの人(2022年6月号)」の誌面にて、オンデマンド歌舞伎の魅力を語られています。 (MN様、ぎをん齋藤の着物帯姿で登場(((…
READ 2022.05.25 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 藤田美術館 2022年4月にリニューアルオープンした大阪・藤田美術館に行ってまいりました。 国宝の「曜変天目茶碗」目当てで行きましたが、その他の展示品も見応え十分で、良いリフレッシュとなりました♬ 蔵の中に促されるイメージの入り口。 館内右手にはお抹茶などがいただけるスペース。 ワンコイン。…
READ 2022.05.19 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 疋田 「京坂にてひった鹿の子(カノコ)と云うは江戸にて総鹿の子(ソウカノコ)」 江戸時代後期の風俗について喜田川守貞がまとめた「守貞謾稿」にある疋田鹿の子絞り・総鹿の子絞りに関する記述です。 地域が異なれば当然呼称も変わりますよね。 疋田(ヒッタ)は関西圏由来の呼び方ということになるのでしょうか…
READ 2022.05.16 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 菊に棕櫚 江戸時代前半の寛文年間に作られた小袖を「寛文小袖」と言います。 右身頃に大柄な文様を配し、余白を活かした大胆な構図取りが特徴です(*‘ω‘ *) 添付画像の品はそんな寛文模様の特徴を有した京都国立博物館所蔵の一点で、 この柄を見るに「大きな菊の模様」だと思われた方が多いのではないかと思いま…
READ 2022.05.11 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 次の宿題 先日ご来店のF様。 弊社の絞り帯をご着用♬ お忙しいスケジュールの中、いつもありがとうございます(^^♪ 今回は初めてお誂えのご注文を承りました。 先日の「相田み●を風」の記事にいたく共感してくださいまして笑、 投げてもらったお題は「お月見」。 地色はピンクではありませんが、「月を描…
READ 2022.05.10 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 鳥も色々 携わるお仕事ならでは癖などを皆さんお持ちかと思います。 大城はここ数年、「鳥」をよく意識するようになってきました。 鳳凰、鶴、鴛鴦、鷹などの吉祥鳥だけでなく、雀、燕、鳩、鷺、鶯、鸚鵡等々…etc. (鳥って難しい漢字ばっかりですねぇ…) 振り返ると、先代も…
READ 2022.05.09 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 大田ノ沢のかきつばた この春はしこたま桜を愛でた気がします。 かたや、かきつばたについては毎春堪能の機会を逃しがちでして、今春こそは!と内心思ってました。 GW明けにのんびり行こうかなぁと悠長にかまえてましたが、例年より早い開花とかなんとかニュースでやってるじゃないですか笑。 毎年これの繰り返し(;^ω^) みど…
READ 2022.04.28 日記帳/スタッフ日誌/大城 大/ 連休を前に これはたまたまなんですが、先日ご紹介した「詩人からの注文」以後、 お誂えのお話しを続けて頂戴しております。 ご注文の皆様、誠にありがとうございます♪ うち、お一方は海外在住の方なのですが、染め上りのイメージに関しまして、 「詩人からの注文」に負けないキラーワードをメールに添えていただきました…